医療法人社団 オーシーエフシー会
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最終更新日:2015/4/14

私の子供は気管支喘息で抗アレルギー剤で治療受けています。お薬を飲む以外に体を丈夫にして喘息を起こさせない方法はあるでしょうか。(なんとなく薬を飲ませていることに抵抗を感じている母)

アトピーはIgE抗体の存在により発生する不愉快な生体反応ですが、実際の症状はヒスタミンやロイコトルエン受容体拮抗剤と吸収ステロイド薬による治療となってきております。これらは従来のキサンチン製剤(デオドールなど)とβ刺激剤の吸入(マプチンなど)による管理にとってかわりつつあります。β刺激剤の吸入薬はなんといっても突然死の問題があり使用には充分な注意が必要です。(もちろん注意を守って使用すれば大変有効で安全なお薬です。)
発作が管理できていれば収入1日に1回に減らせ中止することも可能ですが、ロイコトルエン受容体拮抗剤はアレルゲンがハウスダストやダニの場合(これが大部分ですが)根本的な治療ではありませんので長期に服用する必要があります。今後は原因物質であるIgE抗体が作られなくなるような治療法の開発に進むと考えられます。
さて、ご質問のお薬以外の治療法ですが体の鍛錬と食事療法があると思います。体の鍛錬については従来から乾布摩擦、冷水シャワー(温水だはないという程度の意味です。決して氷水ではありません。)水泳などがあります。これらはいずれも自律神経の交換神経の働きを良くする意味があります。交換神経からは気管支を拡張させるアドレナリンが分泌されますし、また発作を起こすロイコトルエンの産生も抑制します。自律神経の緊張は自分の体からのステロイドの分泌も促します。水泳は特に顔を水につけた状態が呼吸機能を改善させるようです。乾布摩擦はアトピー性皮膚炎にひゃ不向きですが、暖かい今の時期から、水をあびたり水泳をしたらよいでしょう。乾布摩擦は毎日15分くらい続けて下さい。食事はバランスの良い食事をすることが一番ですが、肉食より魚食のほうがよいと言われています。それは肉、乳製品、大豆に含まれるリノール酸がロイコトルエンの産生を促すためで、魚肉に含まれるリノレン酸はその作用がありません。また、食用色素の中にもアレルギーを助成させるものが含まれていると言われています。アトピー症状を出やすくすると言われている食品もあります。ナス・トマト・ゴボウ・ソバまたイカ・タコ・アサリなどはアレルゲンではなくてもアトピー症状を出やすくします。
また、心のあり方も大切です。イライラしたり緊張していると末梢神経から神経伝達物質が分泌されます。これらはヒスタミンやロイコトルエンと類似の働きがありアレルギー反応が誘発されます。心穏やかに生活することが大切ですがこれが一番難しいと院長は考えています。(OCFC院長)

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